星空から、宇宙と生命の叡智を受け取る
宇宙とつながる
夜空を見上げ、はるか彼方から届く星の光にふれるとき、
私たちは、大宇宙の中に生きる、ひとつの生命の輝きであることを思い出します。
星空が教えてくれるのは、宇宙の果てしない広がりと、
今ここに生きていることの、かけがえのない素晴らしさ。
占星術師・吉田ルナが、星空を通して感じてきた
宇宙とのつながりをお届けします。
星空を見上げると、世界の見え方が変わる
一瞬の生命を、輝いて生きる
星空を見上げていると、人間の時間だけが止まったように感じることがあります。
星座の形は、人間が生きる時間の中では、ほとんど変わることがありません。星は、私たちには永遠とも思えるほどの長い時間を生きています。
そんな星の一生に比べれば、私たちの人生は、一瞬のまたたきよりも短いものなのかもしれません。
けれど、その短い生涯の中にも、たくさんの苦悩があり、喜びがあります。生きることは、ときに苦しく、大変です。それでも星の世界から眺めれば、今抱えている悩みも、ほんの小さなものに見えるのかもしれません。
この地上に生きる生命には、限りがあります。だからこそ、その短い生命を大切にしたい。そして私は、もっと自分らしく輝きたいと思うのです。
一瞬のスパークのような私たちの生命。その小さな光で、この世界を少しでも照らすことができたなら。
頑張っても、頑張らなくても、私の光はいつか消えていきます。だからこそ、今の私にできることを、やれるだけやってみたいと思います。
私たちがこの地上を去ったあとも、星は輝き続けます。星の光や動き、宇宙から届くさまざまな電磁波は、宇宙の成り立ちや秩序を私たちに教えてくれます。
宇宙はこれからも、地上に生きる誰かに、叡智と新しい気づきを与え続けてくれるのだと思います。
星を見ることから、占星術の世界へ
生まれた瞬間の宇宙図
子どもの頃の私は、星を観測するだけでなく、植物を観察したり、手描きの植物図鑑を作ったりしていました。
絵を描くことや、一人で遊ぶことも好きでした。不思議なことや、まだ分からないことを「もっと知りたい」という気持ちの強い子どもだったのです。
やがてタロットカードと出会い、目に見えない神秘的な世界に興味を持つようになりました。未来を読み解くという不思議な技を身につけたいと思い、子どもの頃からタロット占いを始めました。
そんな私が、心から感動したのが、初めてホロスコープを見たときです。
自分が生まれた瞬間の空が、一枚の宇宙図として描かれている。
その図を見たとき、ここには自分の性質や可能性、人生のテーマ、そして運命の秘密が記されているのではないかと思いました。
それまで、はるか遠くにあると感じていた宇宙が、自分のすぐ近くまで来てくれたような気がしました。
宇宙の叡智は、ただ遠くから憧れるだけのものではなく、私も学び、ふれることができるのかもしれない。その可能性を初めて感じた瞬間でした。
宇宙に近づくための入り口は、人によって違います。宇宙物理学に惹かれる人もいれば、宇宙飛行士を夢見る人もいるでしょう。私にとって、その扉となったのが占星術でした。
「この宇宙図を、どうしても解き明かしたい」
その思いが、私を占星術の世界へと導いてくれました。
宇宙の中に、自分の生命を感じる
私たちは、宇宙の秩序の中に生きている
「宇宙とつながる」とは、特別な能力を持つことではありません。
宇宙人の存在を信じることや、サイキックな能力を身につけることを意味しているのでもありません。
自分もまた、この宇宙の一部として生きていること。そして、すべての生命とともに、大きな宇宙の秩序の一端を担っていることを思い出すことです。
夜空には、数えきれないほどの星が輝いています。その向こうには、さらに多くの銀河が広がっています。
けれど、現在の科学では、地球の外に生命が存在することは、まだ確認されていません。
宇宙のどこかに、ほかの生命が存在する可能性はあります。それでも、私たちが確かに生命の存在を知っている星は、今のところ、この地球だけです。
宇宙のどこかに、ほかの生命が存在する可能性はあります。それでも、私たちが確かに生命の存在を知っている星は、今のところ、この地球だけです。
そう考えると、たくさんの生命にあふれた地球は、まさに奇跡のような星です。
この地球に人間として生まれ、考え、感じ、誰かを愛し、今この瞬間を生きている――数えきれないほどの条件とつながりの中で存在しているのが、あなたであり、私です。
一人ひとりは小さな存在ですが、誰もが大きな宇宙の秩序の中に生まれ、それぞれの役割を持って生きているのだと、私は感じています。
だからこそ、この奇跡に感謝し、与えられた生命を大切に生きていきたい。
一人ひとりが自分の生命を大切にし、本来の輝きを放つことができたなら、この地上は、今よりも少し素敵な世界になるのではないでしょうか。
星空から受け取ったもの
私は、ひとりではなかった
子どもの頃の私にとって、星は、孤独を知ってくれる存在でした。
けれど、長い年月、星空を見上げ続けるうちに、その感じ方は少しずつ変わっていきました。
宇宙と自分がつながっていると感じたとき、私は本当は、ひとりではなかったのだと思えたのです。
それを神と呼ぶのか、大いなる存在と呼ぶのか、あるいは宇宙の秩序と呼ぶのかは、人によって違うでしょう。
けれど私には、自分を超えた大いなるものがいつもそばにあり、私もその中で生かされているように感じられます。
遠くに見える星も、地上に生きる私も、同じ宇宙の中に存在しています。
「私は孤独ではない。宇宙といつも共にいる」
それが、星空から私が受け取った、最も大きな贈り物です。
今夜、星空を見上げてみませんか
宇宙とつながる時間は、いつも私たちのそばにあります
忙しい毎日の中で、私たちはいつの間にか、空を見上げることを忘れてしまいます。
けれど、ほんの少し立ち止まって夜空を見上げれば、そこには、遠い昔から変わらず光を届けてくれている星があります。
たくさんの星が見えなくてもかまいません。月を眺めること、一つの星を見つけることから、宇宙とつながる時間は始まります。
夜空に広がる宇宙を見上げること。
自分が生まれた瞬間の宇宙を知ること。
そして、ときには日常を離れ、星空の下に身を置くこと。
宇宙を感じるための入り口は、一つではありません。
星空を見上げる時間が、日々の悩みから少し離れ、自分の生命の輝きを思い出すひとときになりますように。
宇宙と自分とのつながりを、もう少し深く感じてみたい方へ
自分が生まれた瞬間の宇宙を知る
ホロスコープは、あなたが生まれた瞬間の星の配置を描いた、あなただけの宇宙図です。自分の本質や可能性、人生のテーマを読み解いてみませんか。
宇宙のリズムを学ぶ
西洋占星術を学ぶことは、星の動きと人生とのつながりを知ることです。初心者の方にも分かりやすく、ホロスコープを読み解くための基礎からお伝えしています。
いつか、同じ星空の下に集い、実際に星を見上げながら、宇宙と生命のつながりを感じる時間を、皆さまと分かち合えたらと思っています。
吉田ルナ
星空ギャラリー
天体望遠鏡が映し出す、星々の素顔
肉眼で夜空を見上げると、星は小さな光の点として見えます。
けれど、天体望遠鏡と撮影機材を通して光を集めていくと、肉眼では見ることのできない星雲の色や形、遠い銀河の姿が浮かび上がってきます。
このギャラリーに掲載しているのは、夫が天体望遠鏡や撮影機材を使って捉えた天体写真です。
私たち夫婦は、天体観測を通して出会い、結婚しました。星と宇宙は、私たちを結んでくれた存在でもあります。
私が肉眼で見上げてきた星空と、夫の望遠鏡が捉えた宇宙。
見え方は違っていても、その向こうに広がっているのは、同じ宇宙です。
ここでは、私たちが見つめてきた星々の姿をご紹介します。
この星雲は冬の星空にある星雲で12月頃に東の空、オリオン座の左に昇って来ます。地球からの距離は5500光年、見た目どうり赤い薔薇が咲き誇った様に見えることからバラ星雲と呼ばれています。肉眼で見ることは厳しいですが宇宙の神秘を感じて頂けたら幸いです。
この銀河は私たちの天の川銀河のお隣さんの銀河です、距離は250万光年、この趣味を始めた頃、空の暗い場所に出掛けて双眼鏡で一時間くらい探して導入できた時の感動は今でも覚えています。都会の空では観測は厳しいですが田舎の暗い空ではボヤっと肉眼でも確認出来ます。